空室をゼロにするために その3

内部のひと工夫で変わる

水廻りのリフォームは見逃せない

大がかりで金額もかかりそうと躊躇しがちな水廻りのリフォームですが、直接素肌に触れる部分の多いバス・トイレ・洗面所という水廻りが、あまり貧弱でがっかりしたという入居者は多いのではないでしょうか。

反対に水廻りのリフォームの成功が、他の物件との差別化を図り、空室をなくすカギとなる可能性もあるのです。

水廻りのリフォームの場合は、居室に比べ専門知識や綿密な事前の調査が必要です。大規模な改修で給排設備の取り付け変更が伴う場合は、取り付け位置や排水勾配の確認が必要となります。

賃貸住宅の場合は、予算内でどこを重点的にリフォームしたら最大の効果を出せるかを考えなくてはなりません。

将来には直さなくてはならないと思われているならば、最良な時期を決めて実行されれば他の物件との差別化になります。

 

キッチン廻りのリフォームで変わる

住宅の中で唯一作業のための場所であるキッチンは、他の空間と違い広ければ良いというものではありません。

むしろコンパクトであるほうが、使いやすい場合もあります。

様々なタイプの中でどれにした方が良いのか?

配置はどうすれば良いか?

素材は何を使ったら良いか?

悩まれている大家さんもいらっしゃる事と思います。古い日本の住宅ではキッチン(台所)は必ずといって良いほど独立して北側に配置され、狭い、暗い、寒いが常識でした。

現在の住宅では「家で中心になるところは何所か」と聞かれればLDKと答える人がほとんどでしょう。

もともと広さに限界のある賃貸住宅では、たとえば3畳のキッチンと通路分の1畳を取って、残りのLDKが8畳たらずにしたとします。家具を置かない状態でも、かなり狭い印象になります。

この場合、部屋の隅にオープンなキッチンがある12畳のLDKとした方が、確実に選ばれる確率が高いと思います。

キッチン廻りのリフォームを考える場合は、「選ばれるキッチン」を作ることを計画して下さい。

賃貸住宅の決定権は、6割の家庭で女性の意見が優先されているといわれます。つまり、選ばれるキッチンを持つ賃貸住宅が、結果的に選ばれる物件となることが高いのです。

 

収納廻りは成約率を高める

賃貸派は、賃貸住宅はあくまで仮の住まいと考えています。手狭になれば引っ越すことも出来るし、状況に応じて住まいを変えられるのが賃貸住宅の最大の利点なので、幾度か経験するであろう移動のことを念頭に置くと、あまり荷物を増やしたくない、と考えるのが一般的です。

ですから、ウォークインクローゼットとか、おしゃれな壁面全体のシステム収納棚とか、キッチンに可動棚付のパントリーとか収納部分がある賃貸住宅であれば、収納用家具を購入する必要もなく、賃貸派に最適な賃貸住宅となりますので、成約率も高くなるものと思われます。

他の物件との差別化を図るためにも、リフォーム時に比較的安価にできる収納部分作りを計画して見て下さい。

 

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